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第14回愛知県舞台技術者セミナー
 
第14回愛知県舞台技術者セミナー
 
 
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 平成13年に施行された『文化芸術振興基本法』では、文化芸術は社会的財産であり、社会全体で振興を図るべきものと位置づけられました。平成14年には、「各地域の劇場、音楽堂等における活動が適切かつ安全に行われるよう、環境整備を図る」と謳い、「文化芸術の振興に関する基本的な方針」が閣議決定されました。しかし、平成18年9月に「指定管理者制度」が導入された結果、以前にも増して「専門の舞台技術者の存在しない公共ホール」が全国に増加する傾向が出てきました。公共ホールには、劇場専用の機構、照明設備、音響設備が装備されています。これらの舞台設備は、専門の舞台技術者によって操作されなくては、「安全の確保」はできません。  このような現実の事態を憂い本年1月に、舞台実演家、舞台技術者、舞台制作者等の関係者は、劇場を含む全ての演出空間での「自由な表現」と「安全の確保」を図るための運用基準の確立をめざして、「劇場等演出空間運用基準協議会」を創設しました。今回のセミナーでは、「文化芸術の振興に関する基本方針-第2次基本方針」の内容、「全国公文協の安全対策とその取り組み」について、「劇場等演出空間運用基準協議会」の発足の内容を確認致します。実技では「舞台の安全を確保する技術」をテーマに「劇場等演出空間電気設備指針と仮設電気設備指針」の差異の確認、「舞台幕の防炎加工の必要性」「デッドショートの危険性」「舞台音響における電気」の実験を行います。二日目には、劇場で使用される、ワイヤレス機器の相互干渉など「劇場で使用するワイヤレス機器の現状と未来」を講義します。表現技術においては、「バレエの表現とは!」と題し、舞踊家と若手デザイナーが最新機器を使用して、作品を作る過程を実演します。

 
  • 講師(予定)
     ・小松弥生(文化庁長官官房政策課 課長)
     ・松野幹夫(社団法人全国公立文化施設協会 事務局長)
     ・大和 滋(社団法人日本芸能実演家団体協議会)
     ・渡邉良三(社団法人電気設備学会)
     ・八幡泰彦 (社団法人劇場演出空間技術協会・ 特定ラジオマイク利用者連盟)
     ・服部晃治(社団法人劇場演出空間技術協会)
     ・飯田幹夫(特定ラジオマイク利用者連盟)
     ・土崎研一(丸茂電機株式会社)
     ・中川堅司(ヤマハサウンドテック株式会社)
     ・吉田英明(日本舞台音響家協会)
     ・加藤 明(日本舞台音響家協会)
     特別講師(予定)
     ・佐藤壽晃(舞台照明家・劇場コンサルタント)
     ・松木哲志(舞台音響家)
     ・草加叔也(劇場コンサルタント)

 

日時・会場 平成19年7月3日(火)4日(水)
愛知県芸術劇場大ホール・小ホール

アクセス
・地下鉄東山線「名古屋」駅から藤が丘行で「栄」駅下車[乗車時間4分]
・地下鉄「栄」駅より徒歩2分(オアシス21 連絡通路経由)

愛知県芸術劇場大ホール・小ホールアクセス

日時・会場 平成19年7月3日(火)4日(水)
愛知県芸術劇場大ホール・小ホール
参加定員 300名
参加費 7,000円 (資料代実費含む:懇親会費用別途徴収)
締切日 締切日:平成19年6月15日(金)〈必着〉※当日消印有効
※ただし、定員(300名)になり次第締め切りとなります。
お問い合わせ先 〒461-8525(住所記載不要)
財団法人 愛知県文化振興事業団 舞台技術者セミナー係
TEL 052-971-5610 FAX 052-971-5646

 

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