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IP映像中継ソリューション

私たちの身の回りでデータを伝送する手段として、インターネット やローカルエリアネットワーク(=LAN)が思い浮かびます。 これらのネットワークは通信方式として、IPと呼ばれる方式が使われ、 IPを使用しているネットワーク回線を、IP網と呼びます。 このIP網を利用して映像、音声の中継を行う仕組みが、IP中継です。

映像や音声をIP中継する場合、この2つをデータとして考える必要があります。映像や音声は非常に大きなデータ量で、そのままの状態で中継をするためには、非常に高い伝送能力(=帯域)を持つIP網が必要です。高い伝送能力を持つIP網の費用は高くなってしまうので、データを小さくする仕組み「コーデック」を使用します。このようにすることで、普及している回線でも、費用を抑えた映像や音声のIP中継が可能になりました。

◆IP中継の手順

入力映像、音声をエンコーダーと呼ばれる機器で圧縮し、データ量を小さくします。 H.264と呼ばれる圧縮方法を採用されているものが多く、機器に特色があります。 具体的な特色として、リアルタイム性に優れているもの、データ欠損に強いもの、 操作性が優れているものなどが挙げられます。

圧縮されたデータは、一般的なネットワーク(=LAN)環境を経由して伝送されます エンコーダー、デコーダーそれぞれにIPアドレスを指定し、 ネットワーク機器としてPCから設定できる機器が一般的です

エンコーダーから送られてきたデータは、そのままでは再生することはできません。 圧縮されたデータは、デコーダーと呼ばれる機器で解凍され、映像と音声に分けられます。

この段階を踏むことで、IP網を使用した映像、音声の中継が行われています。 IP、PC、映像の知識があれば、普及しているネットワーク回線でも映像、音声の中継ができるようになったのです。


ソリューションパック

私たちタケナカでは、3つのシーンを想定し、IP映像中継に使用できるソリューションをパックとして用意しました。